
この言葉程人によって様々な受け止め方があり、それが幸福感の違いにも
がっているように思います。
今現在では、普通に暮らせることがどんなにか幸せだと思っている人が多いと
思いますが今から23年程前の昭和61年、バブル景気の初期の頃は、退屈で
面白みのない生活を「普通の暮らし」と思っていたのです。
そして、昭和から平成へと年号が変わり、この頃は昭和61年12月から
平成3年2月までの51か月間続いた、いわゆるバブル景気の真っ只中だったのです。
このあとはバブル崩壊を受けて、山一証券や北海道拓殖銀行の倒産があり、
失われた10年(1990年〜2000年)を経て、この普通の暮らしがいかに良いか
身にしみてくるようになったのです。
しかし、規制緩和で格差社会と言われて、今日に至っているわけですが
今の生活に感謝が出来ることが一番の幸福と思います。
バブルの初期にはこんな曲がヒットしましたね。テレサ・テンの
「時の流れに身をまかせ」この曲の1フレーズの中に「平凡だけど誰かを愛し、
普通の暮らししてたでしょうか」という歌詞があります。
何処から何処までが普通の暮らしなのでしょうかね?